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沼本三郎 ( Saburou NUMAMOTO )
作品の前で
プロフィール
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愛知県名古屋市に生まれる
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現在日展会友
経歴・受賞歴
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プランタン銀座、名古屋三越、
ニューヨークソーホー、個展多数 -
国内の個展活動に際してフランス大使館後援を頂くこと多数
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中部日本画会展賞
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中日新聞社賞
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東海テレビ賞 他
アトリエ
〒464-0850
℡ 052-733-3711
ごあいさつ
パリの下町や、シャルトル、ルーアンなどの風景に存在する光と影は、印象派の画家やエコールドパリの画家たちの作品に確かに感じられ、感服いたします。
私は何とかその光と影、それを取り巻く空気までも墨絵と日本画で表現できないものかと取り組み、三十年が過ぎました。
西洋の美と東洋の美は、まるで水と油のように相容れないものとされておりますが、根底ではつながっているのではないでしょうか。
墨絵が織り成すモノトーンの世界は、むしろモダンで斬新なものと感じられます。また極めてシンプルに余分なものを取り去る日本画のスタイルは現代アートにつながる抽象的表現を思わせます。墨絵や日本画の表現方法はまだまだ可能性を残しているのではないでしょうか。その上で、東洋の美意識や日本の伝統に裏打ちされた作品を描きたいと心掛けております。
私の個展活動「墨で描くパリの光と影」展に際しまして、フランス大使館より何度も後援を頂いております。ご支援を頂いたジャックシラク前大統領閣下をはじめ歴代在日フランス大使閣下、中でも私のよき理解者であった在日フランス大使館前文化参事官クリスチャンモリュー氏にはこの場を借りて御礼を申し上げる次第です。
まだまだ未熟ではございますが、これからも皆様には、墨色や日本画の画材の持つ伝統的な美しさと、モダンでお洒落な感覚を併せ持った作品をご提案させて頂きたいと思います。
沼本三郎・個展「墨で描くパリの光と影」
後援: フランス大使館
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